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従業員過労自殺で問われる渡辺美樹・ワタミ会長の経営姿勢
JUGEMテーマ:東急リバブル東急不動産不買運動
 ワタミフードサービスが経営する大手居酒屋チェーン「和民」で働いていた26歳の女性社員の自殺が過労死と認定されました。女性社員は神奈川県横須賀市にある店に勤め入社2カ月で自殺しました。この自殺に対し、神奈川労災補償保険審査官は労災適用を認めると決定した。この中で渡辺美樹・ワタミ会長が改めて問われています。既に東京都知事選出馬時に問題提起しました(林田力「都知事選出馬の渡辺美樹・ワタミ会長の経営の評価」)。
http://hayariki.net/poli/tokyo.html
渡辺美樹・ワタミ会長が2011年4月10日に投開票される東京都知事選挙への立候補を表明した。渡辺氏は「東京を経営する」をキャッチコピーとしており、有権者は渡辺氏の経営の内容を冷静に評価する必要がある。

カリスマ経営者ともてはやされる渡辺氏であるが、雑誌『週刊金曜日』上で痛烈に批判されたばかりである(村上力「居酒屋ワタミが事故を隠蔽工作」『週刊金曜日』2010年11月5日号)。東京都世田谷区の居酒屋「語らい処 坐・和民」三軒茶屋駅前店では2010年9月に20名の発症者を出すノロウイルス食中毒事故を起こして営業停止処分を受けた。しかし、一時閉店を知らせる店頭の張り紙は「設備改修および店内清掃」を理由とし、食中毒の事実に触れなかった。

記事はワタミの隠蔽工作を批判した上で、従業員に渡辺氏の個人崇拝を行っているなどとワタミの企業体質に踏み込む。渡辺氏は「何があってもウソはつかない。それは利益よりも大切だ」と語っていた(「社長の腐敗 「安易な道」を選ぶから不祥事が起こる」日経ベンチャー2007年12月1日)。そのカリスマ経営者の矛盾を暴露した力作記事であり、都知事選候補者の判断材料としても有益である。

記事はカリスマ経営者の率いる企業の隠蔽工作ということで話題になったが、行政処分などの都合の悪い事実を隠す体質は日本企業でありふれたものである。

たとえば賃貸仲介不動産業者・グリーンウッド(吉野敏和代表)の事例がある。グリーンウッドは賃貸借契約書に記載なく退室立会費を受領したなどとして宅地建物取引業法違反で東京都から業務停止処分を受けた(東京都都市整備局「宅地建物取引業者に対する行政処分について」2010年6月8日)。業務停止処分期間中はウェブサイト上での物件紹介も禁止される。ところが「住まいの貧困に取り組むネットワーク」によると、グリーンウッドは自社ウェブに以下の表示をしたという。

「只今 ホームページ調整中です。物件リストを6月19日には掲載いたしますので、今しばらくお待ち下さい。」

これに対して同ネットワークは「ふざけた記載」と怒りを顕わにする(住まいの貧困に取り組むネットワーク ブログ「シンエイエステートとグリーンウッドに対して東京都が行政処分」2010年6月8日)。
http://housingpoor.blog53.fc2.com/blog-entry-106.html
東京都の報道発表資料によると、グリーンウッドは資本金0円で、東証1部のワタミとは比較にならない。それでも行政処分隠しという点で同レベルの活動をしていることは興味深い。ワタミの隠蔽工作をカリスマ経営故の異常性を捉えるならば視点を誤ることになる。実際、ワタミでは給料未払いなど労働紛争も起きており、ブラック企業とする指摘もある。革新的な経営者というよりも、日本企業の醜い点を巧妙に活用したというイメージが近い。

この視点は都知事選の候補者評価としては非常に重要である。石原慎太郎都知事が欠点の多い政治家であることは、石原氏の支持者も否定できない事実である。それでも過去に石原氏が当選した理由は欠点を認めながらも、それを上回るカリスマ性を感じる有権者が多かったためである。

既に食中毒の隠蔽工作などに基づく渡辺氏の批判が始まっているが、カリスマ経営者故の異常性と位置付けてしまうならば、型破りの候補者を求める有権者に逆に魅力的に映ってしまう。これは石原氏の当選と同じ道である。反対に隠蔽体質の日本企業と変わらないと位置付けることで、つまらない保守系候補の一人としてカリスマ性を奪うことができる。

| 東急不買雑談 | 20:56 | comments(0) | trackbacks(6) |
『江〜姫たちの戦国〜』第15回、戦が嫌いな戦国時代劇
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 NHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』の第15回「猿の正体」が、4月24日に放送された。今回は佐治一成(平岳大)と離縁させられた江(上野樹里)が羽柴秀吉(岸谷五朗)に復讐するため、秀吉の弱点と正体を調べて回る。紀州攻めや四国攻めが行われた時期であるが、合戦シーンはなく、既存の時代劇的な価値観を覆す戦国現代ドラマになった。

 この戦国現代ドラマでは才人・石田三成(萩原聖人)も江の前では形無しである。三成は人を見る目の確かさを称賛するために、自分の出世話を披露する。茶を所望した秀吉に対し、飲みやすいように最初は温めの茶を出したというエピソードである。これは三成の才覚を示す話であるが、本人の口から語らせると効果半減である。江に「全部そなたの自慢話ではないか」と一喝される。

 このように有名な歴史的エピソードを登場させつつも、定説とは異なる文脈で利用する点が『江』の特色である。過去にも市が小豆を織田信長に送るエピソードや、信長が敵将の頭蓋骨を盃にするエピソードで新鮮な解釈が提示された。

 その中でも今後の展開に影響する見どころは竹千代(嘉数一星)が聡明であるという設定である。竹千代は徳川家康の三男で、後の徳川秀忠である。一般に秀忠は凡庸で、武将としての才覚は兄の信康や結城秀康、弟の松平忠輝にも劣るというイメージがある。関ヶ原の合戦への遅参が好例である。ところが、『江』では徳川家康(北大路欣也)や本多正信(草刈正雄)に「類稀なる何かがある」と言わせている。

 これに対して竹千代の兄の羽柴秀康(前田健)は冴えない。前回登場時は竹千代と剣術の稽古をしていたが、竹千代の一本を取られて、内心立腹していた。大人が演じる秀康が子役の竹千代に腹を立てることは、秀康の小人ぶりを示すことになる。今回も事実上の人質でありながら、秀吉になついてしまうという軽さを見せた。これは秀吉の「人たらし」ぶりを示す演出であるが、具体的な「人たらし」ぶりが描かれないため、安易に敵方の秀吉になびく秀康が小物に見えてしまう。

 歴史上の秀康(後の結城秀康)は才能を持ちながらも、父親である家康に疎まれた悲劇の武将として語られる。ところが、『江』では秀忠を持ち上げて、秀康を下げている。これは直接的には秀忠が主人公・江の将来の夫であることによる逆ヒロイン補正になるが、「戦は嫌にござります」という江の価値観とも合致している。戦上手な秀康は貶められ、戦下手の秀忠は評価される。
http://npn.co.jp/article/detail/93681338/

 『江』は江らが戦国武将に対して「戦は嫌にござります」と明言する点で突き抜けているが、「戦は嫌」という価値観自体は過去の女性視点の大河ドラマでも見られた。しかし、現代人にとっては自然な感覚でも、戦争で勝ち上がってきた武将が名を残しているという戦国時代の現実がある。従って、戦国時代劇では「戦は嫌」という価値観は現実の前に脆くも崩れ去る。主人公サイドは「やむを得ず戦争になった」と言い訳しつつも、戦で勝利し、勝利の恩恵を味わうことになる。

 姉妹で敵味方に分かれる大阪の陣を描く以上、これは『江』も免れない。それでも戦下手の秀忠に類稀なる価値を見出そうとすることで、『江』では「戦は嫌」という価値観に無力な願望以上の意味を付与することができる。戦が嫌いな戦国時代劇の今後に注目である。
(林田力「『江〜姫たちの戦国〜』第15回、戦が嫌いな戦国時代劇」リアルライブ2011年4月25日)
http://www12.atpages.jp/hayariki/ha/mobile.htm
ドメイン
http://hayariki.jakou.com/1ad/l.htm
スポーツ
http://akiba.geocities.jp/uchuubaka/sport.html
野球
http://hayariki.zero-yen.com/mobile.htm
| 東急不買雑談 | 20:11 | comments(0) | trackbacks(11) |
製造所固有記号と工場の関係2011年4月22日版
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 インターネット上の情報を収集しました。正確さは保障できません。
・アサヒ
H 福島工場   B 茨城工場  Y 神奈川工場
「食事の脂にこの一杯。」2Lペットの賞味期限は製造後12ヶ月

・伊藤園、天然ミネラルむぎ茶
賞味期間は製造日から12ヵ月。高知県室戸沖で取水した海洋深層水を使用する。但し、工場の地下水を浄水器に通した純水を使用し、使用割合は非公表との情報あり。
A5:静岡、富士工場
A11, A50:沖縄
A66:福島県酪農業協同組合郡山工場
P13:群馬県前橋市
記号不明:福島工場

・大塚製薬、ポカリスエット
OBF:袋井工場
OJT:群馬県高崎工場
OPT:高崎工場
OPS:佐賀工場
OSG:群馬工場

・コカコーラ、爽健美茶など
CNA:名古屋工場
EEB:神奈川県海老名工場
EIB:茨城工場
EIW:埼玉県岩槻工場
ESA:埼玉工場
ETA:東京都多摩工場
MAO:青森工場
MAK:秋田工場
MAS:埼玉県 三国アセプティック
MHA:岩手県花巻工場
SZA:宮城県蔵王工場
http://hayariki.jakou.com/chiro/ma/drink.html
・カゴメ
KGMT 栃木県 那須工場 不明 茨城工場 不明 東京都 上野工場

・キリン、アルカリイオンの水
KSG :静岡県御殿場市(原水は富士山の伏流水)
K88 :石川県白山市(原水は白山の伏流水)
NF :静岡県焼津市
N 仙台工場  A 埼玉工場  L 千葉工場

・サッポロ
N 仙台工場 L 千葉工場 不明 栃木県 那須工場

・サントリー、サントリープロダクツ、サントリービバレッジプロダクツ、サントリーフーズ
F:武蔵野ビール工場(東京・府中市)
K:愛知県
L:京都ビール工場(京都・長岡京市)
P:利根川ビール工場(群馬・千代田町)
PA:佐賀県
S:天然水南アルプス白州工場(山梨県北杜市白州町)
T:榛名工場(群馬県渋川市)
TF:静岡工場
TJ:神奈川県 綾瀬本社工場
TY:静岡県
W:高砂工場(兵庫県高砂市)
WB:千葉県
WD:神奈川県
WJ:神奈川県
WP:千葉県
WY:栃木県
Y:九州熊本工場(熊本・嘉島町)

・ぽんジュース(えひめ飲料)
EH21:松山工場(愛媛県松山市)
KN22:東京工場(神奈川県厚木市)
IB23:茨城工場(茨城県常陸太田市)
http://npn.co.jp/article/detail/58322049/
『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』
http://hayariki.wordpress.com/

| 東急不買雑談 | 21:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
林田先生:お前が力をかしてやればいい
 林田先生は『3月のライオン』に登場する主人公・桐山零くんが通う高校の先生である。
「今日みたいにさ 一人ではどーにもならん事でもさ 誰かと一緒にがんばればクリアできる問題ってけっこうあるんだ そうやって力をかりたら 次は相手が困ってる時 お前が力をかしてやればいい 世界ってそうやってまわってるんだ」
http://npn.co.jp/article/detail/68637699/
『白竜LEGEND』第17巻、原発だけでなく大相撲の八百長も予見
http://npn.co.jp/article/detail/86022698/
『進撃の巨人』第4巻、訓練兵時代の過去編で脇役をキャラ立ち
http://npn.co.jp/article/detail/55530958/
| 東急不買雑談 | 07:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
帽子収集狂事件【新訳版】ジョン・ディクスン・カー
 帽子収集狂事件【新訳版】 ジョン・ディクスン・カー
“いかれ帽子屋”による連続帽子盗難事件が話題を呼ぶロンドン。
ポオの未発表原稿を盗まれた古書収集家もまた、その被害に遭っていた。
そんな折、ロンドン塔の逆賊門で彼の甥の死体が発見される。
古書収集家の盗まれたシルクハットをかぶせられて…。
比類なき舞台設定と驚天動地の大トリックで、全世界のミステリファンをうならせてきた、フェル博士シリーズを代表する傑作。
http://astore.amazon.co.jp/hayariki-22/detail/4488118305
ロンドン幽霊列車の謎 (辻馬車探偵ネッドの事件簿) ピーター・キング 5冊
ヴィクトリア朝ロンドン、絡み合ういくつもの謎
ロンドンで辻馬車業を営むわたしが乗せた奇妙な客は、馬車から降りたとたん、忽然と姿を消した。
その男は死体となって発見され、同業者のひとりが殺人容疑で逮捕される。
わたしは彼に、御者仲間全員の力を合わせて留置所から出してやると約束する―六千組の目と耳を総動員して。ヴィクトリア朝ロンドンを舞台に、辻馬車探偵ネッドたちの活躍を軽快に描く、傑作歴史ミステリ。
http://astore.amazon.co.jp/hayariki-22/detail/4488151043
プレス
http://hayariki.jakou.com/chiro/ma/press.html
万年筆
http://astore.amazon.co.jp/fountainpen-22/detail/4904350138
404 Not Found
http://astore.amazon.co.jp/blogsofdankog-22/detail/4904350138
| 東急不買雑談 | 15:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
東京をどうするか――福祉と環境の都市構想
東京をどうするか――福祉と環境の都市構想
数兆円の予算規模を持つ東京の可能性は、「首都再生」のかけ声のもと、大規模再開発や五輪誘致に費消されてきた。新しい都政はどこへ向かうべきなのか。具体的政策とその根拠を、第一線の研究者が幅広い分野にわたって展開する。新自由主義構造改革による貧困・格差の時代を終わらせ、新時代を拓くための実践的都市論。
http://astore.amazon.co.jp/hayariki-22/detail/4000257994
不当逮捕 (講談社文庫)
戦後という波乱に満ちた、無秩序だか半面において自由闊達な気風に溢れていた時代、新聞記者はスターであり、英雄であった。とりわけ、読売社会部の立松和博は数々のスクープで乱世に光彩を放っていた。その立松記者が、売春汚職報道の“誤報”で突然逮捕された。第6回講談社ノンフィクション賞受賞作。
http://astore.amazon.co.jp/hayariki-22/detail/4061838377
在日韓国・朝鮮人―若い世代のアイデンティティ (中公新書)
さほど問題なく日本社会に適応しているかのようにいわれる在日韓国・朝鮮人の若者は、実際には、その多くが成長の過程で日本人側の偏見と差別にぶつかり、アイデンティティの葛藤を体験している。だが、彼らの存在と意識は、実に多様化し揺れ動いている。本書は、2世・3世と呼ばれる人々の聞き取り調査を通して、民族問題とそのアイデンティティを考えるとともに、日本社会の構成員としての90年代の「在日」の生き方を模索する。
http://astore.amazon.co.jp/hayariki-22/detail/4121011643
| 東急不買雑談 | 21:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
『美しい隣人』最終回は謎を残す結末:林田力
林田力「『美しい隣人』最終回は謎を残す結末」リアルライブ2011年3月16日

 フジテレビ系ドラマ『美しい隣人』最終回「勝つ女」が3月15日に放送された。『美しい隣人』は平凡な主婦・絵里子(壇れい)の幸福な生活が美しい隣人・沙希(仲間由紀恵)によって崩壊させられるサスペンスで、沙希の狂気が話題となっていた。

 最終回前半では沙希の夫・筧雅彦(高知東生)によって沙希の異常性が説明される。この説明によって沙希はミステリアスな存在から、頭が良くて美人だがヒステリックな女性という、ありふれた存在のようになってしまった。ところが、後半に進むにつれ、物語は急展開する。
 前回放送から引き続いて、絵里子は狂気を増していく。まるで沙希とポジションが入れ替わったようである。この沙希と絵里子の類似性についてはラスト近くで興味深い説明がなされた。沙希を追う絵里子の視点でドラマは進み、遂に絵里子は沙希を見つける。
 ミステリアスな笑みを浮かべる沙希に視聴者は引き込まれる。そして絵里子は沙希と対決する。「幸せな人って無神経なのかもしれないわね」「あまり不幸ぶらないで欲しいわ」と二人が本音をぶつけ合うクライマックスであるが、幕切れはあっけなかった。そして日常生活に戻る。
http://npn.co.jp/article/detail/47572209/

 ここでエンディングになれば物語として区切られるが、ドラマには続きがあったために謎を残す結末となった。果たして沙希は生きているのか、誰が転居後の絵里子の家にDVDを送付したのかなどの点について説明されずに終わっている。そしてラストに登場した現実世界か夢の世界か区別できない沙希の妖艶さは視聴者の脳に焼付く。謎を残すラストに対する賛否は分かれるだろうが、謎を視聴者に考えさせることで強く記憶に残るエンターテイメントとなった。
(林田力)
| 東急不買雑談 | 19:42 | comments(0) | trackbacks(1) |
『江〜姫たちの戦国〜』第9回、軽妙酒脱な石坂浩二の千利休:林田力
JUGEMテーマ:エンターテイメント
林田力「『江〜姫たちの戦国〜』第9回、軽妙酒脱な石坂浩二の千利休」リアルライブ2011年3月9日
 NHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』の第9回「義父の涙」が、3月6日に放送された。今回は柴田勝家(大地康雄)一家のホームドラマ、羽柴秀吉(岸谷五朗)と千利休(石坂浩二)の茶席漫才、高みの見物をする徳川家康(北大路欣也)と前回と変わらない展開が続いた。

 前回の放送で真心や誠実さという新たなイメージを打ち立てた勝家であったが、今回は軟弱過ぎる。江(上野樹里)ら三姉妹が「戦は嫌にござります」と口を揃えて秀吉との戦争に反対し、勝家も「戦はしない」と約束する。伝統的な時代劇ならば「女子供は口をはさむな」と一喝されるシーンであり、時代考証重視の大河ファンには突っ込みどころである。

 一方で、石坂浩二演じる利休(この時点では宗易)の演技は軽妙酒脱である。  『江』の利休は飄々としていながら、利休の実態に迫っている。利休は茶道の大成者であり、重々しい人物として描かれることが多かった。
 これに対し、『江』の利休は伝統文化の確立者というよりも新しい文化を発展させた人物としての軽やかさがある。茶道は今でこそ伝統文化であるが、当時はルソンの壺など南蛮渡来の文物も取り入れた最先端の文化であった。『江』は利休のイメージを一新する。
 この利休が物語に影響を及ぼしている。茶席での利休の何気なさそうな言葉によって、明智光秀(市村正親)は天下取りを意識し、秀吉は三法師擁立を思い立った。今回も利休は市(鈴木保奈美)が勝家と戦う目的ではないかと秀吉の本音を見透かしている。

 『江』の脚本家の田淵久美子氏は史実軽視と批判されることが多いものの、茶道の描き方には定評がある。大河ドラマ『篤姫』では主人公の篤姫(宮崎あおい)と井伊直弼(中村梅雀)は政治的に対立していたが、茶の湯を通じて心を通わせる。
 篤姫は直弼の点てた茶を飲み、「悔しいが、これほど美味しい茶は初めてじゃ」と率直に褒める。それに対し、直弼は「天璋院様は正直な方ですな。忌み嫌っている相手が点てた茶をうまい、とは意地でも言えぬものでしょうに」と応じる。直弼が茶道に精通していたという史実と、人の心をつかむ篤姫の率直さを組み合わせた好シーンである。このシーンを収録した第32回「桜田門外の変」は平成20年度文化庁芸術祭参加作品にもなった。
http://npn.co.jp/article/detail/18906498/
http://news.livedoor.com/article/detail/5399933/

 利休の大きな見どころは切腹である。利休は権力者・秀吉に対しても自らの美意識を貫いて切腹したとされる。『江』では清州会議直前の茶席では秀吉と利休の対立を予見するような会話がなされた。
 秀吉は信長没後に秀吉の茶頭になった利休の変わり身の早さをなじる。利休が 「茶の湯のため」と答えると、秀吉は「茶の湯のためなら心を売るのか」と問う。ここで間が入る。後の利休と秀吉の対立を知っている視聴者は利休が激怒すると予想する。ところが、利休は「茶の湯のためならば命も売る」と、さらりと返す。『江』が利休切腹に対し、どのような解釈を提示するのか楽しみになる会話である。脚本家の描く茶の湯にも注目である。
(林田力)
林田力「『相棒season9』過去の事件やキャラと連動した最終回」リアルライブ2011年3月10日
http://npn.co.jp/article/detail/24490452/
林田力「『美しい隣人』第9話、ダメ夫の渡部篤郎と壊れる妻の檀れい」リアルライブ2011年3月11日
http://npn.co.jp/article/detail/09588340/
林田力「『大切なことはすべて君が教えてくれた』第8話、生徒達の爽やかさ」リアルライブ2011年3月12日
http://npn.co.jp/article/detail/96153774/
「放射能・化学物質汚染に個人レベルでできる対策」リアルライブ2011年3月12日
http://npn.co.jp/article/detail/34715622/
| 東急不買雑談 | 10:51 | comments(0) | trackbacks(1) |
『相棒』第12話「招かれざる客」キャラを崩す小芝居:林田力
JUGEMテーマ:エンターテイメント
 『相棒』第12話「招かれざる客」キャラを崩す小芝居が笑い呼ぶ【リアルライブ】
 テレビドラマ『相棒』第12話「招かれざる客」が、1月19日に放送された。今回は会社の金を横領して逮捕され、2週間前に出所したばかりの市田の遺体が発見されたことが事件の発端である。捜査一課の事故死という判断に疑問を抱いた杉下右京(水谷豊)は、市田が持っていた観光ガイドに印があったオーベルジュ(宿泊設備のあるレストラン)へ向かった。

 『相棒』は、警視庁特命係の右京と神戸尊(及川光博)が難事件を解決する刑事ドラマである。相棒というからには二人で一緒に事件を解決していくことが王道であるが、今回の前半では別行動を取る。基本的に推理は右京が上手である。そのため、別行動となると神戸の行動が失敗に終わりがちである。現実に元日スペシャル「聖戦」では、右京と別行動をとった神戸は真犯人の自供を録音しようとして失敗した。

 これに対して、今回は別々に捜査しながら、二人とも同じ方向性に辿り着いた。そして合流した二人は互いの捜査結果を情報交換し、事件の真相に近付いた。二人は文字通り捜査の相棒になっている。神戸が特命係に配属された当初はギクシャクした関係であったが、今では別行動を取っても信頼し合っていた。
http://npn.co.jp/article/detail/00111087/
 オーベルジュにはすでに複数の先客がいた。彼らはアガサ・クリスティの『オリエント急行殺人事件』のように、ある意味では全員が関係者であった。真相をあぶり出すために、彼らの前で右京と神戸は小芝居を打つ。真相を明らかにするためとはいえ、嘘の言動で相手を揺さぶる特命係の手法が公正であるかは疑問がある。それでも右京がスマートに見える理由は、暴力や暴言で脅す威圧的な取り調べが、現実の警察社会でも横行しているためであろう。

 右京と神戸の小芝居では、二人の普段とは異なるキャラクターが楽しめる。『相棒』は二人の特徴的なキャラクターが魅力であるが、そのキャラクターを崩し、言いそうにないような台詞を言わせることで大きな笑いをもたらした。重たいテーマも扱う『相棒』であるが、今回は軽く楽しめる内容であった。
(『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力)

| 東急不買雑談 | 20:37 | comments(0) | trackbacks(1) |
リクシル・ベイスターズ消滅を歓迎wiki林田力2ch
JUGEMテーマ:日記・一般
インターネット・2ch
http://sky.geocities.jp/hayariki4/h/eco/net2ch.htm
Amazon.co.jp: 林田 力:作品一覧、著者略歴
http://www.amazon.co.jp/-/e/B00493GN28
wiki林田力2ch
http://hayariki.wordpress.com/
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家屋スクワッティング問題が裁判に=東京・足立(上)
http://news.livedoor.com/article/detail/5098582/
http://www.pjnews.net/news/794/20101027_2
『龍馬伝』岩崎弥太郎は主役を食うか
http://npn.co.jp/article/detail/55883013/
家屋スクワッティング問題が裁判に=東京・足立(下)
http://news.livedoor.com/article/detail/5101074/
http://www.pjnews.net/news/794/20101027_3
リクシル・ベイスターズ消滅を歓迎
http://news.livedoor.com/article/detail/5101044/
http://www.pjnews.net/news/794/20101028_1
| 東急不買雑談 | 00:53 | comments(0) | trackbacks(1) |
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